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N-BOXのバッテリーはどれを選ぶ?型番・適合サイズと失敗しない確認方法

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N-BOXのバッテリーは、年式とアイドリングストップの有無によって型番が異なります。
同じN-BOXでも仕様によって適合バッテリーが変わるため、購入前の確認が重要です。

まずは年式別の一覧表で、あなたのN-BOXの型番を確認してください。

結論|N-BOXのバッテリー型番【年式別適合目安】

年式型式アイドリングストップ新車搭載型番
2011-2017JF1 / JF2基本アイドリングストップ車
※一部ターボ車等は通常車
アイドリングストップ車:M-42R
通常車:38B17L/38B19L
2017-2023JF3 / JF4基本アイドリングストップ車M-42R
2023-JF5 / JF6基本アイドリングストップ車M-42R

※グレード・仕様により異なる場合があります。必ず現車の型番をご確認ください。

年式や型式が分からない場合は、
車の年式・型式の調べ方|初心者でも5分で分かる3つの確認方法 を先に確認しておくと安心です。

型番が分かった方へ
▶ この後の章で、N-BOXにあうバッテリーを整備士目線で解説しています。

通常車の38B17L と 38B19L について

通常車で38B17Lが搭載されていても、
適合が確認できれば38B19Lへ変更することは可能です。

性能ランクは同じ「38」のため、基本性能に大きな差はありません。
一般的に、横幅が長いモデルのほうが容量に余裕がある傾向があります。

価格差も大きくないため、迷う場合は38B19Lを選ぶのも一つの方法です。

※必ずメーカー適合表および車両スペースを確認してください。

ただし、アイドリングストップ車には通常バッテリーは使用できません。

アイドリングストップ車の見分け方

自分のN-BOXがアイドリングストップ車か分からない場合は、次の方法で確認できます。

  • メーター内に「A(丸で囲まれた)」ランプがある
    →アイドリングストップ車
  • 停車中にエンジンが自動停止する
    →アイドリングストップ車
  • 取扱説明書に「アイドリングストップ機能」の記載がある
    →アイドリングストップ車

※現在付いているバッテリー型番だけでアイドリングストップ車かどうかを判断するのはおすすめしません。

中古車ではよくあることですが、

  • 通常車なのにアイドリングストップ車専用バッテリー(M-42Rなど)を装着している
  • アイドリングストップ車なのに通常バッテリー(38B17Lなど)を装着している

といったケースがあります。

必ず「車両仕様」と「現車型番」の両方を確認してください。

バッテリー交換の目安は何年?

N-BOXのバッテリー寿命の目安は次の通りです。

  • 通常車:約3〜4年
  • アイドリングストップ車:約2〜3年

ただし、使用環境によって大きく変わります。

✔ 短距離走行が多い
✔ エアコンを頻繁に使用する
✔ ドライブレコーダーを常時電源で使用している

これらはバッテリーに負担をかけます。

詳しくはこちらも参考にしてください。

👉 バッテリー寿命の目安
👉 バッテリー上がりの前兆7つ

交換費用の目安

バッテリー交換は、自分で行うことも、お店に依頼することもできます。
交換方法ごとの費用目安は以下の通りです。

交換方法工賃バッテリー代総額目安
自分で交換(最安)0円約8,000〜18,000円約8,000〜18,000円
カー用品店(手軽)無料〜1,000円前後(店舗による)約15,000〜25,000円約15,000〜26,000円
自動車整備工場(安心)1,000〜2,000円前後約15,000〜25,000円約16,000〜27,000円
ディーラー(確実)2,000〜3,000円前後約20,000〜30,000円約22,000〜33,000円

自分で交換(最安)

  • 工賃:0円
  • バッテリー代:約8,000〜18,000円

ネットで購入して自分で交換すれば、費用を最も抑えられます。

カー用品店(手軽)

  • 工賃:無料〜1,000円前後(店舗による)
  • バッテリー代:約15,000〜25,000円

その場で交換してもらえるため、手軽さを重視する方に向いています。

自動車整備工場(安心)

  • 工賃:1,000〜2,000円前後
  • バッテリー代:約15,000〜25,000円

プロに依頼したい方や、不安がある方はこちらがおすすめです。

ディーラー(確実)

  • 工賃:2,000〜3,000円前後
  • バッテリー代:約20,000〜30,000円

純正同等品で確実に交換したい方に向いています。

※アイドリングストップ車は専用バッテリーのため、通常車よりやや高くなる傾向があります。

N-BOXのおすすめバッテリー|通常車・アイドリングストップ車別に解説

型番が確認できたら、あとは適合するバッテリーを選ぶだけです。

整備士目線で言うと、選択肢は大きく2つです。

✅ 安心重視なら

パナソニック caos(カオス)

  • 始動性能が高い
  • トラブルが少ない
  • サポート付きで初心者も安心
  • 寿命が比較的長い傾向

👉 とにかく失敗したくない人向け

純正型番 caos(カオス)適合例
通常車 38B17L/38B19L60B19L(▶Amazonで確認する
アイドリングストップ車 M-42RM65R(▶ Amazonで確認する

(※記事執筆時点でパナソニック公式適合表にて確認。必ず最終確認を行ってください。)

✅ コスパ重視なら

BOSCH ハイテックプレミアム

  • 必要十分な性能
  • 価格が抑えめ
  • 国内車対応実績多数

👉 費用を抑えたい人向け

純正型番ハイテックプレミアム適合例
通常車 38B17L/38B19L60B19L(▶ Amazonで確認する
アイドリングストップ車 M-42RM-60R(▶ Amazonで確認する

(※記事執筆時点でBOSCH公式適合表にて確認。必ず最終確認を行ってください。)

純正型番とメーカー型番の表記の違いについて

純正「38B17L」
→ caosでは「N-60B19L」などの表記になります。

メーカーごとに性能ランク表示が異なるため、適合表に記載があれば問題ありません。

迷った場合は、こちらで詳しく比較しています。

👉 整備士監修|迷ったらこの2択 おすすめバッテリー

まとめ|確認さえ間違えなければ失敗しない

N-BOXのバッテリー選びは難しくありません。

重要なのは、

  1. 年式・型式を確認する
  2. アイドリングストップ有無を確認する
  3. 現車の型番を最終チェックする

この順番を守ることです。

思い込みで購入するのが一番の失敗原因です。

正しく確認すれば、ネット購入でも安全に交換できます。

よくある質問(FAQ)

N-BOXのバッテリーは自分で交換できますか?

はい、通常車であれば比較的交換しやすい作業です。

ただし、アイドリングストップ車は専用バッテリーを使用しているため、
車両によっては交換後に設定や確認が必要になる場合があります。

不安がある場合は、カー用品店や整備工場への依頼がおすすめです。

交換手順については、パナソニック公式YouTubeの解説動画もわかりやすいため、参考にしてみてください。

N-BOXのバッテリーは何年くらい持ちますか?

目安は以下の通りです。

  • 通常車:約3〜4年
  • アイドリングストップ車:約2〜3年

短距離走行が多い場合や、電装品を多く使用している場合は寿命が短くなることがあります。

38B17Lと38B19Lはどちらを選べばいいですか?

性能ランクは同じ「38」です。
サイズが適合する場合は、容量に余裕がある38B19Lを選ぶ方が一般的です。

ただし、必ず車両スペースと固定金具の適合を確認してください。

純正型番とメーカー型番が違っていても大丈夫ですか?

問題ありません。

メーカーごとに型番の表示方法が異なるため、
表記が変わることはよくあります。

サイズ・端子位置が合い、メーカー適合表に記載があれば使用可能です。

アイドリングストップ車に通常バッテリーを使えますか?

使用できません。

アイドリングストップ車には専用バッテリーが必要です。
通常バッテリーを装着すると早期劣化や不具合の原因になります。

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