車のパーツを交換しようとしたとき、
「年式は分かるけど、型式ってどこを見るの?」
「そもそも年式と型式って何が違うの?」
と迷ったことはありませんか。
ワイパーやバッテリー、オイル、タイヤなど、
車のパーツ選びでは「年式」と「型式」の両方が重要です。
どちらか一方だけで判断すると、サイズ違いや適合ミスにつながることも少なくありません。
実際、整備の現場でも
「年式だけ見て買ったら合わなかった」
「型式が分からず、選べなかった」
という相談はよくあります。
とはいえ、年式・型式の調べ方は難しくありません。
ポイントを押さえれば、5分もかからず確認できます。
この記事では、整備士歴15年以上の経験をもとに、
- 車の年式と型式の違い
- 初心者でも迷わず確認できる方法
- パーツ選びで失敗しないための注意点
を、できるだけ分かりやすく解説します。
「年式と型式が分からなくて不安」という状態を、
この記事1本で解消してから、安心してパーツ選びに進みましょう。
👉 今すぐ確認するならここだけ見てください
パーツ選びで一番重要なのは「型式」
車検証があれば「型式」「初度登録年月」を確認
書類がなければ「コーションプレート」で型式を確認
結論:年式と型式はこの方法で確認できる
車の年式と型式は、次の方法で確認できます。
基本は①だけで十分です。
書類が手元にない場合や、ネットで確認したいときに②③を使います。
まずは「年式と型式の違い」を整理してから、具体的な確認方法を見ていきましょう。
年式と型式の違い|ここを混同しない
初心者の方が一番つまずきやすいのが、
年式と型式の違いが分からないことです。
| 項目 | 年式(いつの車?) | 型式(どんな車?) |
|---|---|---|
| 意味 | 登録された時期 | 車の仕様を表すコード |
| 具体例 | 2019年式/令和3年式 | MK53S/JF3/DA17V |
| 情報の性質 | 目安情報 | 確定情報(最重要) |
| 用途 | 年代の把握 | 部品適合・サイズ確認 |
年式とは
- その車が いつ登録(または製造)されたか
- 「2019年式」「令和3年式」などと表現される
👉 同じ車名でも、年式が違うと部品が変わることがあります。
型式とは
- 車の仕様を示す 正式な識別コード
- 例:MK53S、DA17V、N-BOXならJF3など
👉 パーツの適合確認で最も重要なのが型式です。
年式=目安、型式=確定情報
と覚えておくと、パーツ選びで失敗しにくくなります。
| 項目 | 意味 | 例 | パーツ選びでの重要度 |
|---|---|---|---|
| 年式 | 登録された年 | 2019年式 | 中 |
| 型式 | 車の仕様コード | MK53S | 最重要 |
※ ワイパーやバッテリーなどの部品選びでは、
「年式」よりも「型式」が最も重要です。
方法① 車検証で年式・型式を確認する(最重要)
もっとも確実で、整備の現場でも必ず確認する方法です。
車検証で見るポイント

- 初度登録年月 → 年式の目安
- 型式 → パーツ適合に必須
車検証は、グローブボックスや車内の書類入れに入っていることがほとんどです。
この2か所が分かれば、
ワイパー・バッテリー・オイル・電球など、
ほぼすべてのパーツを正しく選べます。
※中古車の場合は「製造年」と「初度登録年」がズレることがありますが、
パーツ選びでは型式を優先してください。
方法② コーションプレートで確認する
車検証が手元にない場合でも、
**車両本体に貼られている「コーションプレート」**を見ることで、型式を確認できます。
コーションプレートとは?
コーションプレートとは、
**車両の基本情報(型式・車台番号など)が記載されたプレート(またはシール)**のことです。
整備や部品交換の際にも使われる、メーカー公式の情報源です。
コーションプレートの主な設置場所
車種によって場所は異なりますが、よくある位置は次のとおりです。
- エンジンルーム内(ボンネットを開けた内側)
- 運転席ドアを開けたボディ側(ピラー部分)
- 助手席ドア周辺
※ 軽自動車や国産車では、運転席ドア周辺に貼られていることが多いです。
どこを見れば「型式」が分かる?
コーションプレートの中に、次のような表記があります。
- 型式:MK53S
- 型式:JF3
- 型式:DA17V
この「型式」の欄が、
👉 パーツ選びで最も重要な情報になります。
年式よりも優先度が高く、
ワイパー・バッテリー・ブレーキ部品などは、この型式を基準に適合確認されます。
注意点(必ず読んでほしいポイント)
- 表記が小さく、暗い場所では見えにくい
- 汚れで読めない場合は、軽く拭いてから確認
- 似た記号(車台番号)と間違えないよう注意
※「車台番号」と「型式」は別物です。
**パーツ選びに使うのは「型式」**です。
どんなときに役立つ?
- 車検証を車内に置いていないとき
- 中古車購入後で書類が手元にないとき
- フリマ・ネット購入前に急いで確認したいとき
このような場面では、
コーションプレート確認が最短ルートになります。
方法③ メーカー公式サイトで確認する
車検証が手元にない場合は、
メーカー公式の適合検索サイトを使う方法があります。
使い方の例
- 車名を選ぶ
- 年式を選ぶ
- グレードや駆動方式を選択
これにより、
対応する型式やパーツ情報を確認できるケースがあります。
ただし、
- 年式の区切りが大まかな場合がある
- グレード違いまでは拾えない場合がある
という点には注意が必要です。
👉 あくまで補助的な確認方法として使いましょう。
方法④ ディーラー・整備工場に聞く
「自分で調べるのが不安」
「書類が見当たらない」
そんなときは、
ディーラーや整備工場に聞くのも立派な方法です。
- 車検証を見て教えてもらえる
- 車台番号から確認してもらえる場合もある
- パーツ選びの相談もできる
特に初めての方は、
無理に自己判断しない方が失敗は少なくなります。
年式だけ/型式だけで起きやすい失敗
整備の現場でよくある失敗例です。
年式だけで選んだ場合
- サイズが微妙に合わない
- 途中のマイナーチェンジに対応できない
型式だけをうろ覚えで選んだ場合
- 似た型式と勘違いしていた
- 駆動方式やグレード違いを見落とす
👉 年式と型式はセットで確認する
これが失敗しない基本です。
まとめ|パーツ選びは年式+型式が基本
車の年式・型式は、
パーツ選びで失敗しないための基礎情報です。
- 年式は「目安」
- 型式は「確定情報」
- 迷ったら車検証を見る
この3点を押さえておけば、
ワイパー・バッテリー・オイルなどの交換も安心して進められます。
今後パーツを調べるときは、
まず年式と型式を確認する習慣をつけておきましょう。
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