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ワイパーがビビる原因5つ|異音が出る理由と正しい直し方

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雨の日にワイパーを動かすと、
「ガガガ…」「ビビビ…」と嫌な音がすることはありませんか?

ワイパーのビビり音は、
「古いから交換するしかない」と思われがちですが、
実はそれだけが原因ではありません。

フロントガラスの状態やサイズ違い、取り付け方など、
原因によって“正しい直し方”はまったく違います。
間違った対処をすると、交換しても音が直らないこともあります。

この記事では、

  • ワイパーがビビる主な原因5つ
  • 自分でできるチェック方法
  • 交換すべきか判断するポイント

を、整備現場の実例ベースで分かりやすく解説します。
無駄な交換をせず、静かに拭ける状態に戻したい方は、
ぜひ最後まで読んでみてください。

結論:ワイパーのビビり音は「原因ごと」に直し方が違う

ワイパーのビビり音は、
劣化・汚れ・サイズ・取り付け・使い方など、
いくつかの原因が重なって起きることがほとんどです。

そのため、
「とりあえず交換する」
「高いワイパーに替える」
といった対処は、必ずしも正解ではありません。

まずは原因を切り分けて、
直せるものは直し、交換が必要なものだけ替える
これが一番ムダのない方法です。

ワイパーがビビる主な原因はこの5つ

ワイパーのビビり音は、主に次の5つが原因です。

  1. ワイパーゴムの劣化・硬化
  2. フロントガラスの汚れ・油膜
  3. ワイパーサイズ・角度が合っていない
  4. 取り付け不良・アダプターの相性
  5. 使用環境・使い方の問題

それぞれ、順番に見ていきましょう。

原因① ワイパーゴムの劣化・硬化

※もっとも多い原因で、ゴム交換だけで直るケースも多いです。

最も多い原因が、ワイパーゴムの劣化です。
ガタガタ跳ねるような動きや異音が出る場合もあります。

ゴムは紫外線や熱、寒さの影響で徐々に硬くなります。
硬化したゴムはガラスに密着できず、
引っかかるように動いてビビり音が出ます。

こんな症状があれば要注意

  • 音と一緒にワイパーが跳ねる
  • 拭きムラや筋が残る
  • ゴムを触るとカチカチしている

この場合は、ゴム交換で改善する可能性が高いです。

▶ ワイパーはなぜ劣化するのか、寿命の目安と交換が必要なサインはこちらで詳しく解説しています。

交換すべきタイミングに迷う方は、初心者向けにまとめたこちらの記事も参考になります。

原因② フロントガラスの汚れ・油膜

意外と多いのが、ガラス側の問題です。

フロントガラスに油膜や汚れがあると、
ワイパーがスムーズに滑らず、
新品でもビビり音が出ることがあります。

よくある勘違い

  • 洗車したから大丈夫
    → 実は油膜は水洗いだけでは落ちません。

まずはガラスをしっかり洗浄し、
それでも改善しないか確認してみてください。

原因③ ワイパーサイズ・角度が合っていない

ワイパーサイズが合っていない場合も、
ビビり音が出やすくなります。

特に多いのが、

  • 年式・型式の違いを見落としている
  • 「少し長いくらいなら大丈夫」と思っている

サイズが合わないと、
ゴムが均等に当たらず跳ねる原因になります。

▶ サイズ違いで失敗する理由は、年式・型式の見落としが原因になることが多いです。

▶ 自分の車に合うワイパーサイズの調べ方は、こちらで分かりやすくまとめています。

原因④ 取り付け不良・アダプターの相性

社外品ワイパーで多いのが、取り付け不良です。

  • アダプターがしっかり固定されていない
  • 取り付け方向がずれている

この状態だと、
ワイパーが安定せず異音が出ます。

一度取り外して、
正しく付いているか確認するだけで直るケースもあります。

▶ そもそもワイパーがどういう仕組みで動いているのかを知ると、取り付けミスにも気づきやすくなります。

原因⑤ 使用環境・使い方の問題

故障ではなく、使い方が原因のこともあります。

  • ガラスが乾いた状態で動かす
  • 雪や霜を落とさずに作動させる
  • 撥水コーティングとの相性

これらは一時的にビビり音が出やすく、
ワイパー自体が悪くない場合も多いです。

ビビり音が出たときの正しい対処手順

ビビり音が出たら、次の順番で確認してください。

  1. フロントガラスをきれいにする
  2. ワイパーゴムの状態をチェック
  3. サイズ・年式・型式を確認
    ▶ 年式や型式が分からない場合は、確認できる方法をこちらで解説しています。
  4. 取り付け状態を見直す

この順番を飛ばさないことが重要です。
いきなり交換すると、原因が残ったままになることがあります。

それでも直らない場合は交換を検討しよう

確認しても改善しない場合は、交換を検討します。

  • ゴムだけ交換で済むケース
  • ブレードごと交換した方がよいケース

どちらが適しているかは、
劣化の度合いや使用年数で判断します。

迷った場合は、
整備士目線で選んだワイパーを基準にするのが安心です。

▶ どれを選べばいいか迷ったら、整備士目線で厳選したワイパーを基準にすると失敗しにくいです。

まとめ|ワイパーのビビり音は「故障」とは限らない

ワイパーのビビり音は、
必ずしも「壊れている」わけではありません。

原因を切り分けて対処すれば、
ムダな交換をせずに直るケースも多くあります。

▶ ビビり音以外にも、拭きムラや筋が出る場合の原因と対処法はこちらでまとめています。

まずは落ち着いてチェックし、
それでも不安な場合は早めに交換を検討しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 新品ワイパーでもビビることはありますか?

A. はい。ガラスの油膜や取り付け不良があると、新品でも音が出ます。

Q. 撥水ワイパーはビビりやすいですか?

A. ガラスの状態や相性によっては、音が出やすいことがあります。

Q. 雨が弱いときだけ音が出るのはなぜ?

A. 水量が少ないと滑りが悪くなり、ビビり音が出やすくなります。

Q. ビビり音が出ていても車検は通りますか?

A. 視界確保に問題がなければ通ることが多いですが、
拭きムラがある場合は交換を勧められることがあります。

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